地獄でなぜ悪い
今日もちゃんとトレーニングしたよ。
そんなことしてないでギターでも弾けばいいのにと思ったあなた方、返す言葉が見つからないよ。
今作ってる曲がものすごく行き詰まっている。本当に苦しい戦いだ。
そんな時はあまりギターを触らないようにしている。
こねくり回しても出ないもんは出ない。
でも、最前線で活躍している人達は、僕がこうしている間にもしっかりと練習してるんだよ。
こういうところが僕の悪いところだ。
ほかにもたくさん悪いところはあるけども。
明日は休み。
本を読もう。
シーナへ
このブログにもすでにしょっちゅうと言っていいほどの頻度で名前が挙がるthe skizziks(ザ・スキジックス)のフロントマン松くんこと松澤。
松澤こと松くん。
どっちでもいいわ。
彼に出会ってから(よく考えたらまだ1ヶ月も経ってない!)というもの、彼のことを思い浮かべることがかなり多い。
一見テキトーな立ち振る舞いのくせして本当はちゃんと人の良いところ、悪いところをしっかり見てて、惜しみない愛をぶつけてくる。
あいつは愛が強すぎて、時々悩むこともあるらしい。
そんな松くんから電話が来た。
ライブの誘いだった。
あいにく明日は仕事で行けないんだけど、そんなことよりも(もちろんライブも観てほしかったし、メンバーにも会わせたがっていたけど)、とにかく僕に会いたかったんだってさ。
どんだけ愛で溢れてるんだよ。
照れ隠しに髪の毛燃やしたくなっちまうよ本当に。
そんな、出会ってから知らないとこでお互いにお互いを思い合ってる、なんてことになっちゃってるんだから、たぶんもう俺は松くんに恋してるんじゃなかろうか。きっとそうだ。
松くんも、たぶん僕に恋してるんだよ。そんなこと言ったらあいつ全力で拒否するだろうけどね。
彼の作る曲の中に「シーナへ」ってのがあるんだけど、それが本当にすごい。
嘘偽りのない、自分の心からの言葉で綴った手紙のような歌なんだ。
あんな曲歌われたら好きにならないわけないよ。
うん、やっぱり僕は松くんに恋をしてる。白状する。
僕自身は断じて同性愛者ではないし同性愛者を差別しないと宣言した上で言うよ。
また彼と会ってバカ話をしようと思う。
あの娘のお尻に顔を埋めて息ができなくなっていっそのこと死んでしまいたい
毎度同じ話で申し訳ないんだけど
やっぱり社会人になってから、そして20歳を過ぎてから時間の流れがものすごく早く感じる。
いつぞやも友達と飲んだ時に
「俺たちもう10年も一緒だぜ」と言われてハッとしたよ。
もう、10年前の記憶がはっきりしているという歳になったんだ。
10年だよ。笑
もっと言えば産まれてきてからもう25年が経とうとしている。
恐ろしいよ、本当に。
まだまだ若いなんて言ってられないや。
あっという間に葬式しなくちゃいけなくなっちゃうよ。
参ったなぁ。
しらない話をしよう
ある分野においてものすごく詳しい人や、その中でもさらに絞って掘り下げてる人達を僕は本当に尊敬するよ。
ましてやそれをインプットして、上手に自分というフィルターを通してアウトプットできる人までいるんだ。
びっくり人間だよそんなの。
そういう人達の一部には「えっ、そんなことも知らないの?」なんて言ったり、態度に表れる人がいるけれど、幸い僕の周りにはそういう感じを出す人は居ないと思う。
だから僕はあの人とあのバンドについて話したい。そして僕のしらない情報を教えてほしい。
あの人とあのアルバムについて話したい。そして僕の気付かなかったあの曲の魅力を教えてほしい。
知らないことはとても恥ずかしいことかもしれないけれど、一歩、勇気を出して踏み込めば、知れるんだ。そして知れた時のあのなんとも言えない気持ち良さをぜひ味わってほしいよ。
世界の車窓から
換気扇の下でタバコを吸っている。
さっきまで恋と退屈を読んでた。
あの中の、メンバーやスタッフについて書いてあるところがすごく好きだ。
村井君の話が1番好き。
バンドやるわけじゃないのにひっそりと、でも一生懸命ドラムの練習をしていた。でも下手で、でも峯田氏は村井君の熱意を買っていた。
バンドって僕もそういうもんだと思ってる。
最近のバンドを悪く言うつもりはこれっぽっちもないけど、「あいつはいくら練習しても下手だからクビ」となる人たちが多い気がする。
勘違いしないでほしいのはこれは完全に僕の個人的な感じ方なだけであって、周りにそういうバンドがうじゃうじゃいるというわけじゃないよ。
とはいえ、やっぱりバンドをやる上で、技術は大切だから、そうなる気持ちもわかる。「下手だからクビ」というよりも「こいつよりあいつの方がこのバンドのノリやテンションに合う」というような前向きなメンバーチェンジも当然あるだろうし。
僕はたまに先輩、同級生とバンドでライブすることもあるけれど、それはそれでとっても有意義だし、楽しいよ。
それとは別に、頭の中で「こんな感じのバンドがやりたいけど、そんなバンドでギターは彼で、ベースは彼で、ドラムは彼」って思い浮かべることもたまにある。
実際には時間や金銭面の厳しさ、さらには人望も非常に薄いという恐ろしいことになっているのが現実だよ。
当たり前のことだけど、まだまだ僕が見たことのない素晴らしいアーティストがたくさんいるんだ。
卑屈になることもあるけど、素晴らしい出会いがあることを楽しみにしながら、またライブハウスに足を運んでみよう。
さ、今日は久しぶりにスーパードライを飲んで上機嫌だ。
今夜はいい夢が見られそうだ。