思い出は万華鏡のように

いつかの君との思い出が
なんでもない日によぎる

少し蒸し暑い星空の下で二人笑っていたあの日のまま
君は僕の中に消えた。

消えた。

思い出は万華鏡のようにグルグルと少しずつ形を変えながら巡る、巡る、巡る。
揺れる光に吸い込まれるように夢の中へ溶けていく。
君を、君を想いながら。